2012年1月4日水曜日

地域の公共劇場と地域の劇団

地域の公共劇場と地域の劇団はどういう関わりができるのか?

ある地域に先にいくつかの劇団が活動していて、後からその地域に公共劇場ができた場合。

地域の劇団というのは劇団員は市民だけど、文化・芸術活動を積極的にやっている市民とそうではない市民は、公共劇場の運営を考えたときに区別して考えた方がいいと私は思う。
(というか分けて考えた方が考えやすいだけなのかもしれないが。)


■公演会場として

その地域の劇団は公共劇場が出来る前から公演していた会場があった訳だから、単に公演会場としての劇場利用というのはあると思うし、あってもいいけど、あるのか?

■稽古場として

これも機能しているところはあるのか?

■各劇団間の「交流(ネットワーク構築)」と「相互刺激(作品内容的にも、劇団活動自体も)」を促す媒介として

これはありだ。ありだがやり方・企画を間違うと機能しない。
だが、公共劇場ができる以前から、その地域の劇団間で交流を持てている地域もあるんだろうなあ。(持てていない地域もある。)

■企画に主体的に関わってもらう。企画を共同で主催する。

■演劇経験者向けのワークショップなどに参加してもらう。

2012年1月2日月曜日

観光資源と県外アピールについて

先日、松山に行ってきました。
念願の四国上陸。

往復飛行機と宿泊がセットになったパックを利用。

松山の観光資源の豊富さに驚いた。
そして密集度。

道後温泉があって、松山城があって、「坊ちゃん」があって、正岡子規があって、今だったら「坂の上の雲」があって。
各所を路面電車が結ぶ。(頑張ったら歩いて周れる位の密集度でもある。)
食事も瀬戸内の魚がおいしいし。


松山空港への行き来はリムジンバスが便利。(普通の各停のバスでも空港行きはあるけど。)
バスで市街地へ。
繁華街とか、ビジネスホテルとか。

道後温泉へは路面電車で。
やっぱり温泉の破壊力は凄い。
風呂の持つ集客力はすさまじいと思うのだが、
温泉地を近くに持つ地域は、絶対温泉込みで県外にアピールした方がいい。
温泉があるかないかで、その土地に「宿泊する」ということへのハードルとか心理的負担みたいなことが大分変わる気がするんだ。
(そういう広報をしているのは、私の知る限り、鳥取の「鳥の劇場」くらいか。)

あと、日本の地域都市はどこも似てるとか聞くけど、全然違うぞ松山は。
JR松山駅のあの外観とか。
愛媛県庁のレトロな建物とか。
なんかレトロだった。街並が。昭和か。

逆を言えば、最新型ではないということか。
再開発とかされてないんだろうなあ、あのJR松山駅前とか。
まあ必要ないから、しないんだろうけど。