250km圏内 第4回公演 『Love&Peace』 愛を、語る。
250km圏内が、11月に愛媛県松山市に1週間の短期留学して創作する新作『Love&Peace』を、
松山と東京で上演します。
「観客に学ぶ」をコンセプトに愛媛県松山市に1週間滞在し、
1.集中できる環境での創作、2.地元演劇人を対象としたワークショップの実施、3.演劇作品の上演、を行います。
テキスト 樋口ミユ
演出 小嶋一郎
共同創作・出演 黒田真史、宮尾昌宏、桐澤千晶
ドラマトゥルグ 高田斉
照明 矢口友朗
主催 250km 圏内
共催(松山公演) NPO法人シアターネットワークえひめ、シアターねこ
協力 Plant M、プリズマン、芦川事務所、劇団ステッキ
松山公演 会場 シアターねこ
2014年 11月15日(土)14:00開演 ・ 19:00開演
16日(日)14:00開演
2014年11月21日(金) 19:30
22日(土)19:30
23日(日)14:00
24日(月祝)14:00
25日(火)休演日
26日(水)19:30
27日(木)19:30
28日(金)19:30
29日(土)19:30
30日(日)14:00
チケット
一般 web予約 2000円、当日 2500円
学生 web予約 1500円、当日 2000円
[作品について]
8月6日午前8時に何気なくつけていたテレビで、広島の慰霊祭の映像が流れた。
それを見ていた私は「語り継ぐことの大切さ」を感じつつも、「誰が、誰に、何を語り継ぐのか」を考えていた。
その前日、テレビでは原爆体験を語る「語りべ」の減少を報じていた。
当事者の老いは分かる。
しかし、本来当事者性を問わないはずの語りべが、減少するとはどういうことなのか。
それを見ていた私は「語り継ぐことの大切さ」を感じつつも、「誰が、誰に、何を語り継ぐのか」を考えていた。
その前日、テレビでは原爆体験を語る「語りべ」の減少を報じていた。
当事者の老いは分かる。
しかし、本来当事者性を問わないはずの語りべが、減少するとはどういうことなのか。
今回の作品では「今、何をする(語る)べきか」という問いの立て方ではなくて、「未来に、何を語り継ぐのか」という問いの立て方をしてみたい。
前者は現在生きている人を対象としているが、後者は未来に生きる人々を対象としている。
前者は現在生きている人を対象としているが、後者は未来に生きる人々を対象としている。
未来と言っても100年200年の話ではなくて、未来の自分の孫に何を語り継ぐのかを考えたい。
(リアルに想像できる未来に生きる人間は孫だと思う。)
たかだか50年後の世界を想像し、今のうちから、何を語り継ぐのかを考えたい。
(リアルに想像できる未来に生きる人間は孫だと思う。)
たかだか50年後の世界を想像し、今のうちから、何を語り継ぐのかを考えたい。
いや。むしろ、今すぐ語り継ぎたい。
語り継ぐのは老人の特権じゃない。誰でも今すぐできる行為だ。
自分より若い人間は、あなたの周りにも大勢いる。
語り継ぐのは老人の特権じゃない。誰でも今すぐできる行為だ。
自分より若い人間は、あなたの周りにも大勢いる。
語り継ぐ中身は心配しなくてもいい。
あなたにとって「切実なこと」を語ることが大事。
継ぐかどうかは聞き手が判断してくれる。誰でも語りべになれる。
あなたにとって「切実なこと」を語ることが大事。
継ぐかどうかは聞き手が判断してくれる。誰でも語りべになれる。
いつやるか、今でしょ?
小嶋一郎(演出)
[2 5 0 k m 圏内]
2013年に、演出家の小嶋一郎と女優の黒田真史が立ち上げた身体表現作品を上演する劇団。二人とも座・高円寺「劇場創造アカデミー」修了( 1 期生)。 2013年は「体を見る演劇」をテーマに、身体表現としての演劇を3作品上演(3月・6月・9月)しました。2014年は「演技を見る演劇」をテーマに、演技(演じる技術)の更新を目指して創作します。
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