アマチュア劇団と演劇教室の違いは何か。
アマチュア劇団は創作集団である。
演劇教室はレッスン。
地域における演劇振興を考えたときに、「観たい時に観れる環境の整備」「やりたいときにやれる環境の整備」が必要だと私は思っている。
地域における演劇振興で、必要なのは「アマチュア劇団」なのか、「演劇教室」なのか、どちらもか。
(または全然違うものが必要なのかもしれないが、ちょっと置いておく。)
演劇教室は初心者歓迎であり、演劇教室があると「やりたい時にやれる環境」は保障されるように思える。
(というか、「初めてみたい人が初め易い」ということと「継続性」だなあ。)
アマチュア劇団は、初心者歓迎のところとそうでないところがあると思う。
(でも「継続性」はありそうだ。)
アマチュア劇団は演劇作品を発表する。
その作品を「観たい時に観れる環境の整備」と言った場合の「作品」にカウントしてよいのかどうか。
(「観たい時に観れる環境の整備」と言った場合、私はどんな作品を想定しているのか。
プロ劇団?の作る作品限定か、アマチュア劇団の作る作品もありか?
じゃあ、大学のサークルの演劇は?高校演劇は?)
うーん。
例えば、野球観戦が趣味の人にとっての「野球の試合」ってどんな試合のことだろう?
プロ野球のことか?社会人野球は?大学野球は?高校野球は?草野球は?
「観たい時に観れる環境の整備」を考えたときに、大事なのは以下の4点かもしれない。
1.情報を得ることが可能か。(日時、場所、内容など)
2.物理的に足を運ぶことが可能か。
3.取捨選択するだけの多様性(・作品数)があるか。
4.チケット料金は所得に対して適正か。
と、考えると、アマチュア劇団の作る作品も3の多様性の観点から「あり」だと考えられる。
アマチュア劇団は「観たい時に観れる環境の整備」に関係しているんだなあ。
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