如月小春の著書「八月のこどもたち」の前半半分まで読む。
兵庫県内の中学生23人と夏休みにかけて演劇作品を作った際の記録の本。
ここで、如月さんは中学生と普通に演劇をつくっているように思える。
つまり、「現役のプロの一流の、アーティストが」中学生と普通に演劇を作っている。
そこでの如月さんは、あきらかに「作品の質」としてある一定のレベルというものを求めている。
話は変わるが、
ゴルフにはツアーにでるプロ・いわゆる「プロゴルファー」がいる。(タイガーウッズとか石川遼とか)
でゴルフでは、ゴルフ練習場などで指導するいわゆる「レッスンプロ」という職業がある。
で、「プロゴルファー」にゴルフを教えてもらうのと、「レッスンプロ」にゴルフを教えてもらうのでは、何が違うのか。
「体験の種類」が違う気がするのだが。
でも「プロゴルファー」は、ゴルフを「教える」ことをせずに「一緒にラウンドを周る」ことで何かを学ばせる・気づかせるというか、そういうこともできるのかもしれない。
で演劇の話に戻るが、如月さんがやっていたのは、
「プロゴルファー」が「一緒にラウンドを周る」の如く、
「如月さん」が中学生と「普通に演劇を作っていた」ように感じた。
市民参加の演劇を考えたときに、
この「プロゴルファー型」なのか「レッスンプロ型」なのか、
(それは「アーティスト型」と「ファシリテーター型」と言い換えていいのかも知れないが、)
とりあえず、2パターンあると思うのだが、この2つは「体験の種類」として何が違うのか。
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