2013年1月27日日曜日

ユリイカ

雑誌 ユリイカ 2013年1月号 での小劇場演劇特集にて、

批評家の佐々木敦さんが、

小嶋一郎を紹介してくださいました。

ありがとうございました。

皆様、書店でお買い求めください。

195ページです。

2013年1月25日金曜日

稽古日誌 6

日誌を書こう!

1月24日(木)19:00~22:00 @中野区

「12.16」

出席者:小嶋、高橋、西山


やったこと。

・ストレッチ
・傘を使ったセリフ確認
・TVで見たプロ野球選手が自主トレでやっていたトレーニング法を見よう見まねで試してみたけど、たぶん30分位連続でやらないと成果がでない類の運動だったので、すぐ止めた。
・背中合わせで立ったり座ったり
・肩と肩でバランスを取って歩く
   →円の軌道を歩く
        →一人が芯で、一人が周りを歩く
・バランス系①。グーピタ、グーピタ。
   →+セリフ123

・バランス系②の予習として、アゴラ劇場での冒頭10分の動画を見る。

・バランス系②。一歩づつゆっくりと。
   →+セリフ45
      →少し押す。踏ん張る。

・タイトルを変更する話をやっとできた。なかなかできないでいたんだ。

このタイトルにしたってことは、2013年の日本の観客を今まで以上に強烈に意識して創作しますよという宣言ですね。

・テキストの話。新たな発見など。



以下メモ。

・少しづつ出演者が勝手にやりだしたのがいいね。いい傾向ですよ。

・私の知らないところで集まって練習していたんじゃないかと思うくらい上達していたね。運動に関して。

・汗が顔からポタポタ落ちるのっていいよね。

・今までインストラクターみたいに振舞っていたのが自分の中で違和感を感じていたが、この日は少し演出家の脳の使い方ができた。

・先週から思っていたけど、やっぱり「押す」必要はないんじゃないかな?女性女性で「押す」ことで生まれる意味がちょっと分からないのだよな。

・私のやりたいことがクリアになってきたので、やっとテキストに向き合えるな。もっと読もう。

・空間デザインはもう決めた。

・ラストシーンも決めた。

・雰囲気も決めた。

・あとは、まず、人物か。
  
  

2013年1月18日金曜日

稽古日誌 5

日誌を書こう!

1月17日(木)19:00~22:00 @中野区

出席者:小嶋、高橋、西山


やったこと。

・ストレッチ
・好きな演劇の話が上手く返せなかったので、きたまりさんの話をした。
(これは私の定番トークですが。)
・傘を使ったセリフ確認
・宇多田ヒカルをかけて踊る。静止の瞬間を作ってみる →踊る中で発話してみる。
・背中合わせで立ったり座ったり
・肩と肩でバランスを取り合って歩く
・肩以外でバランスを取り合う。パフォーマーとしての遊び心を忘れずに。 
・肩以外でバランスを取り合う →接点をズラす動きの終着点で静止を入れる。静止と動き出しを2人が合わせる
・片足を上げて、着地させて、さらに接点をズラす。 →少し押す。脚を踏ん張る。腰を落とす。
・西山さんが高橋さんを押す。あーとかおーとか言う。
・西山さんが高橋さんを押す。同じ要領で今度はセリフ2を発話する。(高橋さんは相槌)
・高橋さんが西山さんを押す。セリフ1を発話する。
・(あれ、セリフ3はここでは言わなかったっけ?。)

・ねこをなでる。 →ねこが大きくなる
・もちを伸ばす。 →もちを飼う

・テキストの話し合い。 →感想から入って、どこが面白いか。

やったことは以上。


以下、メモ
・前回2人がしなかった押すことを結構やった。
・バランスを取り合うのも結構やったな。
・ねこともちは面白いけど、演劇になってしまうな。無対象演技に。
・新作を作るにあたり、演劇から離れた方がいいのかもしれない。
・退路を絶った方がいいのかもしれない。
・ダンスとは何かを考える方向の方がいいのかもしれない。

・ありがたいのは宇多田ヒカルで踊っているときの2人が笑顔が多いことだ。
・テキストはもっと掘れば、何か出てくる気がする。
・テキストを離れて2人と話す機会を持てたらいいな。


・あと、女性同士が押し合うことで生じる意味は何なのか。
押す手前で留めるのが正解なのかもしれない。

2013年1月16日水曜日

稽古日誌 4

日誌を書こう!

1月15日(火)19:00~22:00 @中野区

出席者:小嶋、峰松、柳

やったこと。

・ストレッチ
・ホウキを使うセリフ確認(ホウキがないので封筒を代用)
・宇多田ヒカルをかけて踊る
・背中合わせで立ったり座ったり
・肩と肩でバランスを取って歩く歩く
・肩以外でもバランスを取る →押す

・そのあと、色々やったが、要は
一人が押して、一人が耐える。
or 2人が押す。

で、あーとかおーとか言う。 →「発話」する。

・よじ登る

やったことは以上。


今日は、「行けるところまで行こうday」として、主に「押す」ことをやった。

で、つまり

・肩と肩で歩くに代表されるバランスを取る行為は、ピンポイントだ
・押しやすい体勢というものがあるよ
・体の状態のまま言う=「発話」
・空間を掌握する。(広い「集中」) ←峰松のみ


以下、今日やって面白かったこと

・峰松くんが手を広げている姿は面白い。(空間への意識の時)
・柳さんがあーとかおーとか言う時の音が面白い。
・よじ登る・よじ登られる時に一生懸命な2人が面白い。


以下、メモ

・峰松くんはメガネをかけたままの方がいい。
(メガネをかけたままTシャツを着替えていたし。)
・柳さんはダボッとしたズボンが似合う。
・「ハイテンション」でやってもらった方がいいのではないか?
(つまり自分ではない誰かを想定するということ。)
・とか、小野寺さんで言うところの3番とか4番とか5番とか。

・私も久々に「押し合い」に参戦したが、心臓への負担がひどい。肉体疲労が半端ない。


【宿題】
・セリフを完璧に覚える
・テキストを読んで、どこが面白いのかを具体的に言えるようにする



 

2013年1月13日日曜日

選評公開!


千代田芸術祭2012「3331 EXPO おどりのば」でスカラシップを受賞しましたが、
 
その選評が公開されました! http://fes.3331.jp/2012/prize/index2.html
 
審査員の伊藤キムさん、小沢康夫さん、ありがとうございます。
 
受賞記念公演は9月中旬に3331で行います。
 
 
 
スカラシップを受賞した作品はこちらの動画で見れます。
 
 
 
 

2013年1月12日土曜日

日誌 3

日誌を書こう。

出演してくれる人がいるのは嬉しいですね。

出演者がいるから、作品を考えられるわけです。

私の場合は、戯曲があるわけではないので、出演者が決まらないと、
舞台上の「物語」を考えられないんですよね。

その人が、何をすると面白いのかを考えるわけです。

完全に出演者出発ですね。私のつくり方は。


観客が見ているのは目の前の人間(出演者)だと思うので、
出演者出発で全然いいと思うんですけどね。

2013年1月11日金曜日

稽古日誌 2

日誌を書こう!

出席者、小嶋、高橋、西山、黒田
女女版。
2013年1月10日(木)19:00~22:00 @中野区

何をやったのだろうか。

・顔合わせ
・ストレッチ
・発声
・宇多田ヒカルをかけながら踊る
・背中合わせに立ったり座ったりしたけど、すぐに
・「合わせるんじゃない。合ってしまうんだ。」をやった。
・で再度、背中合わせで立ったり座ったりした。
・肩と肩でバランスを取って歩く。
・肩と肩以外でもバランスを取る
   →部屋を結果的に移動してみる
・高橋・西山。
→西山・黒田。
→高橋・黒田。でもやった。
・高橋・黒田の時に、宇多田ヒカルをかけてみた。音楽をかけるとどう変わるのか?
(なんか、対決というか、勝敗をつけないけど勝負みたいにならないかな。)
・休憩
・ルコック・システム「木」
・稽古スケジュールの確認
・テキストを渡す。 →使用する箇所を読んでもらった。
・で、配役を決めたかったけど、その時には決めず、次の日に決めてメールで知らせた。


だいたい、こんな感じか。やったことは。
この日は、急に「発声」を取り入れたな。
(正直、そこまで重視していないのだが、セリフをしゃべるのはしゃべるから、発声もね。大事。)
でこの日は、演劇はやらずに、たくさん動く方向で進めた。

高橋さんと西山さんは全然違う感じの人なのが、いいね。
双子には見えない。
峰松くんと柳さんも含めてだが、「キャラ」がかぶっていないのがいいね。
バラバラなのが。
演劇の出自?キャリア?もバラバラだし。私とも違うし。


で、ルコック・システムの「木」をやったのだが、
要するに、「イメージを持った身体」というかね。

押すことばかりやっていると、イメージとか体のニュアンスみたいなものが現れる余地がなくなるからね。
「労働」に、「イメージ」や「体のニュアンス」は必要ないからね。

【宿題として】
・セリフを覚えてくる。
・テキストのどこが面白いのかを具体的に話せるように読んでくる。
・稽古でしたことを、記録として書いて残す。

稽古日誌 1

稽古日誌を書こう。

男女版1回目。

出席者、小嶋、峰松、柳、黒田

2013年1月8日(火)19:00~22:00 @中野区

・ストレッチ
・顔合わせ
・テキストを読んだ
・アイアムアツリーをやって、
・桃太郎を1分で演じてもらって、
・桃太郎を手を使って演じてもらって、
・宇多田ヒカルをかけながら踊って、
・背中合わせで立ったり座ったりして、
・肩と肩でバランスを取りながら歩いた。

やったことは以上なのだが、
やってみて思ったこと・分かったことは、

・リラックスできる環境を作る必要は特にないということ。
・「演劇」をやる必要は特にないということ。
・俺が得意なことを、俺のペースでやれば良いということ。

つまり、ワークショップと創作過程は違うということ。
ワークショップで生み出された行為には、評価は存在しない。ただ多様性として容認される。
創作過程で生み出される行為は、常に評価対象となる。ありかなしか。継続して探求する価値があるのかないのか。

まあ、ザクザクと、先に進めてみることにしました。煮詰まるまでは先へ先へ。